皆さんこんにちは。コサキです。ようやくETHの上海アップグレードが実施されましたね。
クリプト市場全体が盛り上がってきました!
2021年に過去最高額を記録したビットコイン(以降はBTCと表記します)ですが、 BTCを法定通貨にする国も出てきて、暗号資産市場全体が盛り上がりを見せていました。
さらに同年11月にはBTCが過去最高額となる1BTC=776万円(!)を記録するに至りましたが、2022年になると様々な要因により暗号資産市場全体が下降してしまいました。
しかし! 2023年に入って、BTCが復活しつつあります!
この記事では、ビットコインについて2023年以降の展望について、これから暗号資産を始めたい方にも分かりやすいように解説していますので、是非ご覧ください。
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2021年/2022年のビットコイン〜振り返り
ビットコインって本当に大丈夫かな?
価格変動が大きいみたいだけど。
2021年は、11月にBTCが過去最高額を記録するなど、暗号資産市場全体が大きく飛躍した1年でした。
しかし、2022年の新型コロナウィルスのオミクロン株により、世界経済が大きいダメージを受けるなどの影響もあって、かなり価格を下げてしまっているようにも見えます。
まずはビットコインが大きく飛躍した2021年と、さまさまな要因から価格が大きく下がった2022年を振り返っていきましょう。
2021年ーBTCが過去最高額に
2021年11月にBTCが過去最高額(1BTC=776万円)を記録した要因には、同年10月16日に先物ETFが承認されたことが大きく影響しています。
※ ETF = 上場投資信託(証券取引所に上場している投資信託商品)
ETFが承認されたことで、株や債権などと同じように証券取引所で売買されることになります。
これにより、機関投資家の参入増加・BTCへの資金流入の期待感が高まり、価格が大きく上昇したのでした。
2022年 BTCが暴落
2022年になると、BTCは前年の価格上昇への反動やオミクロン株流行の影響などにより価格が大きく下がってしまいました。
BTCの暴落には、様々な要因が影響しています。
暗号資産 Terra USD の暴落
暗号資産の『Terra USD』は、韓国のクォン・ドヒョン氏らが率いるテラフォームラボ社により開発されました。法定通貨などを担保にしない「無担保型」のステーブルコインで、価格は米ドル(USD)に連動して値動きをするはずでした。
運営は保有者(投資家)に対しての利回りを優遇するなどして急成長を遂げ、一時は供給量で上位に位置していましたが、大量保有者による「売り」が相次ぎ、価格を下げたことで対ドルの価格が1ドル=10セント台まで暴落してしまったのです。
銀行の「取り付け騒ぎ」※のようなものですね。
※預貯金の引き出しが相次いで資金量が低下してしまうこと。
人気・供給量ともに上位だったため、被害を受けた人も多かったようですが、ビットコインも全く無関係とはならず、暗号資産市場全体が影響を受けた大事件でした。
大手海外取引所 FTX の経営破綻
2022年11月Coindeskの調査によって、大手海外取引所であるFTXの財政のほとんどが独自トークン「FTT」であることが暴露されました。これに伴いFTXへの信頼低下&FTTトークンの大量売却が起き、FTTトークンは大暴落。FTXが経営破綻に追い込まれました。
1BTC=約300万円だったビットコインも、1週間ほどで1BTC=220万円台まで下がりました。FTXの影響は大きく、12月に入っても価格は回復せずにしばらく低迷が続きます。
Bybit『ビットコイン/仮想通貨は今後上がる?2023年の価格動向から今後の価格予想・展望を解説!』
日本でも、FTXの日本法人であるFTX Japan株式会社に対して、金融庁(関東財務局)より行政処分命令が出される事態となりました。
その後FTXは、取引所の再開を検討中(2023年4月18日時点)だそうですが、不安は全く解消されていません。今後はどうなるんでしょうか。
ビットコインの将来性は?
ここまで、2021年のBTCの最高額、2022年の暴落要因などを振り返ってきましたが、ここからはBTCの将来性について考えていきます。
今後のビットコインの価格は上がるの?
ビットコインの2023年以降の将来性を、「信頼」と「価格上昇の可能性」という視点から見ていきましょう。
ビットコインへの「信頼」
BTCの将来性を考える上で大切な要素として、投資家のBTCへの「信頼」は欠かせません。
【不動の1位】ビットコインの時価総額
暗号資産市場の時価総額で「不動の1位」のBTCは、暗号資産を代表する銘柄であり、機関投資家のみならず、多くの一般ユーザーにも高い認知度と人気があります。
これは企業や機関投資家を含めた「保有者している人(法人)の多さ」を表しているととも、保有する暗号資産のうち「BTCの割合の多さ」を表しています。
名称(通貨表記) 創設者 | ビットコイン(BTC) Satoshi Nakamoto(正体不明) |
公式サイト | リンク |
時価総額ランキング(2023/03/31時点) 参考:CoinMarketCap | 1位 |
特徴/ポイント | ・ホワイトリストへの掲載あり ・不動の時価総額No.1で、暗号資産で最も有名(一般的な認知度が高い) ・1日の取引高も多い(流動性が高い) ・決済や送金に利用されている ・通貨ペア(現物取引)が多い |
また、流動性も高いことから投資されやすいという特徴があり、価格が安定しやすいと考えられています。
BTCに対する「信頼感」が、BTCの将来性につながっています。
【ビットコイン】発行上限と希少性
BTCは発行上限(2,100万枚)が決められているため、希少性が担保されています。
採掘上限がある「金」に性質が似ていることから、BTCは「デジタルゴールド」と呼ばれることもあります。
すでに90%(1,800万枚)以上が発行済みであり、長期的な投資の対象として大量に保有する大企業や資産家・投資家が増えてきています。そのため、市場に流通するBTCの量は今後減っていくと考えられています。
【ビットコイン】価格上昇の可能性
次に、ビットコインの今後の「価格上昇の可能性」について考えていきます。
暗号資産市場の盛り上がり
去る2023年04月12日、イーサリアム(ETH)の大型アップデート『Ethereum Shanghai』のアップグレード』が完了しました。不安視されていた価格降下も限定的に済んで、順調に価格上昇を推移しています。
BTC以外の暗号資産の価格が上昇し、市場全体が盛り上がることで、新規参入者の増加が期待できます。
安心感のあるBTCに対しての投資が増えることで、さらなる価格の上昇に期待が持てますね。
BTC ETF(現物)の承認
先ほども触れましたが、2021年10月にBTC「先物ETF」が承認された際には、200万円近く価格が上昇しました。
今後「現物ETF」が承認されれば、市場への機関投資家の参入と資金流入が多くなることが予想されます。需要が増加することで、価格が上昇していく見込みです。
BTC 実用化の動き
ビットコインで決済ができる企業や店舗が、世界的に増えてきています。
日本でも、大手家電量販店のビックカメラやコジマ、パソコンの販売などを手がけるソフマップなど一部の企業でビットコイン決済への対応が始まっています。
また、是非はありますが BTCを法定通貨に制定する国も出てきており、決済の簡易さや送金のスピードなど従来の金融システムより優れた技術で、今後の暗号資産業界を盛り上げてほしいですね。
ビットコインの価格暴落の可能性は?
ビットコインの「将来性」と「値上がりの可能性」は分かったけど、
もちろん、ボラリティーの大きな暗号資産は値上がりのチャンスもあれば、暴落の可能性もあります。
暗号資産の規制
暗号資産の価格は、各国の法規制に大きく影響されることがあります。
取引が禁止されていたり、今後禁止されていくというリスクもあります。
また、取引所や暗号資産の発行元が訴訟に巻き込まれることで価格が暴落してしまうリスクもあるため、日ごろから情報収集を心がけることも大切です。
世界経済の影響
暗号資産の価格は、世界経済の影響を受けます。
株価や各国の為替などの経済状況のほか、世界各国によるインフレ・デフレ対策としての金融引き締め(または緩和)などの政策にも影響を受けることがあります。
大量保有者によるBTCの売却
BTCを大量に保有する企業や機関投資家が「売り」を始めると、価格が下がっていきます。
それが他の一般のユーザーに「価格がもっと下がるかも」という心理的な圧力となり、市場全体で「売り」が増えると、暴落する可能性があります。
価格が下がったら、私はチャンスだと思って買い増すつもりです!
安く買えるタイミングを見つけるほうが難しいので。
まとめ
いかがでしたか。今回はビットコインの将来性について考えてみました。
「時価総額No.1」のビットコインは、暗号資産投資の初心者にもおすすめです。
興味はあるけど、まだ暗号資産を始めていないという人は、まず取引所で取引口座を開設しましょう。
口座開設は、海外取引所のBybit(バイビット)がおすすめです。