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【サッカー・W杯】AGLET『WORLD CUP 2022 MOMENTS』‘SHOOTOUT’【Vol.11】2006年イタリア代表

やめたい雑記
筆者
筆者

こんにちは。コサキです。

年も明けてしまいましたが、去年のW杯カタール大会で株を上げた選手たちの動向が気になりますね。

2022年カタール大会の開催を記念したAGLETの『WORLD CUP 2022 MOMENTS』コレクションのドロップ。大会や選手などにインスパイアされたスパイクが登場しました。

これらのスパイクに付けられた名前の由来や、元ネタとなった歴史的な出来事・背景などを紹介しながら、「スポーツの歴史の中で印象的な瞬間」を振り返っています。

第11回は『LACELESS CLEAT ‘SHOOTOUT’』です。


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【AGLET】LACELESS CLEAT ‘SHOOTOUT’

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優勝トロフィーのイラストと、優勝国イタリアの国名・開催年の「ITA 2006」

【W杯2006年ドイツ大会】イタリア代表の優勝

以前にもW杯2006年ドイツ大会(「ジダンの頭突き事件」について)を取り上げました。

今回は主に、優勝したイタリア代表についてまとめています。

開催大会2006年 ドイツ大会
主要人物イタリア代表(4度目の優勝)
いつの出来事2006年7月9日
決勝:イタリアフランス
何が起きた?イタリア代表がPK戦の末にフランスに勝利。4度目のW杯優勝を果たした。
スパイクの名前の由来決勝でのPK戦(Penalty Shoot-Out)のこと。

イタリアは3度のW杯優勝歴(1934年、1938年、1982年)があり、6大会(24年)ぶりの優勝となりました。

イタリア代表の今大会成績を見ていきます。

【W杯2006年ドイツ大会】地区予選〜グループリーグ

2005年に行われていたW杯地区予選(欧州予選)では、イタリアは予選グループを10戦して7勝1敗2分と安定した強さを誇り、12大会連続・16回目のW杯出場を決めました。

W杯本大会のグループリーグでは、ガーナ(48位)、アメリカ(5位)、チェコ(2位)と同組になりました。(大会直前2006年6月のFIFAランク)

大会直前にはセリエA全体を巻き込んだカルチョ・スキャンダル(八百長事件)が発覚し、W杯本大会への影響が不安視されていました。

しかし大会が始まってみれば3戦して2勝1分け、イタリアはグループリーグを首位で通過しました。

初戦:ガーナ(6/12)勝利(2-0)
得点者(大会通算得点数)40分:アンドレア・ピルロ(1)
83分:ヴィンチェンツォ・イアクインタ(1)
第2戦:アメリカ(6/17)引分け(1-1)
得点者(大会通算得点数)22分:アルベルト・ジラルディーノ(1)
※失点はオウンゴールによるもの。
第3戦:チェコ(6/22)勝利(2-0)
得点者(大会通算得点数)26分:マルコ・マテラッツィ(1)
87分:フィリッポ・インザーギ(1)

イタリアの代表登録選手は、全員がセリエA(イタリア国内リーグ)に所属する選手たちでした。

筆者
筆者

代表選手の中にも影響を心配された選手がいましたが、大会前の騒動をものともせず、お家芸の堅実な守備(それゆえかなりアグレッシブですが…)でしっかり勝ち上がり。さすがです。

決勝ラウンド16~準決勝まで

決勝ラウンド16ではオーストラリア(42位)と対戦します。

決勝ラウンド16(6/26)
オーストラリア(42位)
勝利(1-0)
得点者(大会通算得点数)95分(後半アディショナル)
フランチェスコ・トッティ(1)

準々決勝でウクライナ、準決勝ではドイツを下して決勝に進みました。

準々決勝(6/30)
ウクライナ(45位)
勝利(3-0)
得点者(大会通算得点数)6分:ジャンルカ・ザンブロッタ(1)
59分:ルカ・トーニ(1)
69分:トーニ(2)
準決勝(7/4)
ドイツ(19位)
勝利(2-0)
得点者(大会通算得点数)119分:ファビオ・グロッソ(1)
121分:アレッサンドロ・デル・ピエロ(1)

決勝 イタリア 対 フランス

決勝のフランス戦では、あの「ジダン頭突き事件」が発生します。

決勝(7/9)
フランス(8位)
勝利(1-1:PK戦)
得点者(大会通算得点数)19分:マテラッツィ(2)
PK戦
PK戦:イタリアピルロ:⭕️
マテラッツィ:⭕️
デ・ロッシ:⭕️
デル・ピエロ:⭕️
グロッソ:⭕️
PK:フランスヴィルトーレ:⭕️
トレセゲ:❌
アビダル:⭕️
サニョル:⭕️

試合は7分にフランスのジダンが先制点を挙げますが、19分にイタリアのマテラッツィが今大会2得点目を挙げてすぐさま追いつきます。

その後はお互いに無得点のまま前後半を終え、延長戦に。
さらに無得点の拮抗した状態が続き、ついにPK戦(Shoot-Out!)に突入します。

PK戦ではイタリア代表は全員がPKを成功させ、見事イタリアがW杯4度目の優勝を果たしました。

筆者
筆者

フランスはPKには絶対的な強さのジダンが退場になっているので、それも影響したのかな?という気がしますね…。

【2006年ドイツ大会】大会MVPと得点王

大会MVP(ゴールデンボール)はフランス代表のジネディーヌ・ジダンで、得点王(ゴールデンブーツ)はドイツ代表のミロスラフ・クローゼ(5得点)でした。

【個人タイトル】優勝国イタリア代表選手は…

優勝したイタリア代表選手からは、記者投票によるMVP選考の第2位・第3位、最優秀GKをそれぞれ受賞しています。

個人タイトルを受賞したイタリア代表選手

2006年ドイツ大会の得点ランキングでは、得点王のクローゼが5得点、続く2位は3得点で8人が並びますが、優勝したイタリアの選手は一人もいません。
(イタリア代表の最多得点者はマルコ・マテラッツィとルカ・トーニの2得点)

大会成績の上位国や強豪国は、複数の選手が得点ランキングに入ることも多いので、非常に珍しい結果です。
(準優勝のフランス:2人、3位のドイツ:2人、アルゼンチン:2人、スペイン:2人、ブラジル:1人)

筆者
筆者

優勝したイタリアは、守備で優勝したと言っても過言ではないですね。7試合で2失点はすごい守備力です。

【2006年ドイツ大会】その他の出来事

その他、2006年ドイツ大会での出来事です。

  • 退場者がW杯史上最多の28人。
  • イエローカードの提示枚数がW杯史上最多タイの13枚。
  • 1試合で4枚のレッドカードが提示されたのはW杯史上最多。
    (決勝ラウンド16:ポルトガル 対 ブラジル)
  • デザインが変更された新しい優勝トロフィー(3代目)が登場。
  • 今大会より、前回優勝国の出場枠がなくなった。
  • ハットトリックの達成者が出なかったのはW杯史上初めて。

特に2002年の日韓大会の反省から審判制度が厳格化したことにより、レッドカード・イエローカードの提示回数がこれまで以上に増え、W杯史上最多の退場者を記録しました。

最後に

いかがでしたか。優勝3回のイタリアが4度目のW杯優勝を果たした2006年ドイツ大会と、イタリア代表についてでした。

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