こちらの記事はBybit(バイビット)のプロモーションを含みます。
先日、話題のMove to Earn『Sweatcoin』のロードマップ【Coming month Phase one】から【2022 Phase two】を考察しました。
今回は、2023年から2024年に予定されている【Phase Three】とその後の【Phase Four】について、運営の公式ブログに基づいて日本語でまとめていますので、ぜひご覧ください。
SWEATが上場予定の海外取引所Bybit(バイビット)は日本語に対応していて安心。
口座の開設・取引もアプリでできて簡単です。
こんにちは。コサキです。
【Sweatcoin】2023 ー 24 『Phase three』
まず、2023年〜2024年に予定されているイベントから解説していきます。
Sweat DAO:governance and on-chain voting
【訳】ガバナンスとチェーン投票。
DAOとは
DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは、分散型自立組織のことをいいます。
これまでの中央集権的な組織では、少数の決定権者により意思決定が行われてきました。
例)株式会社、日本の国会など
例えば株式会社や日本における国会などがそうです。
株主によって承認された取締役など一部の経営陣によって意思決定が行われ、構成員である社員はそれに従う、といった形です。
これは選挙により選出された議員が立法などを行う、日本の国会にも同じことが言えます。
分散型自立組織である DAO は、組織を構成する全員が運営の意思決定に参加することができます。
しかし、無条件に全員が参加できるわけではなく、意思決定に加わることができるのは『ガバナンストークン』(いわゆる投票権のようなもの)を保有する人だけです。
今後sweatcoinの意思決定は、どのように決められていくようになるのでしょうか。
運営の公式ブログより抜粋して引用します。
Sweat DAO
SWEAT holders will govern the DAO with veSWEAT(locked SWEAT for governance).
【訳】 SWEAT保有者は、veSWEAT(ガバナンストークン)を使用してDAOを管理します。The DAO will be responsible for important decisions, such as the weight of the inactivity fee.
SWEAT: the tokenomics (phase three)より『Sweat DAO』
【訳】DAO は、非アクティブ料金の重さ(額)などの重要な決定に責任を負います。
今後、sweatcoin の運営やイベントなどに関して、ガバナンストークンの保有者らにより投票などが行われていくようです。
NFT marketplace
【訳】NFT マーケットプレイス
NFT というと、デジタルアートなどの『データ』が主流ですが、非代替性という特徴を基に、不動産の所有証明や、選挙の電子投票システムなど、さまざまな種類のNFTが生まれています。
有名なNFTマーケットプレイスだと OpenSea などがありますが、今後は Sweat Wallet アプリでNFTの売買ができるようになるようです。
SWEAT NFT が具体的にどのようなものかは明かされていませんので、新情報が出たらお伝えします。
2022年8月29日 追記
Sweatcoinで発生した暗号資産SWEATは、9月13日に世界で5か所の取引所に上場される予定です。
SWEATの他、今後リリースされる予定のNFTに関しては、専用の管理アプリSweat Walletがリリースされたので、こちらをご参考にしてください。
SWEATの取引には、暗号資産専用の口座が必要です。
SWEATも上場している海外取引所はBybit(バイビット)
Exchange crypto for crypto (DEX integration)
【訳】暗号資産同士の交換。(分散型取引所の統合)
DEX(Decentralized Exchanges)とは、分散型取引所のことを指します。
DEX では、仲介者を通さずにトークンや暗号資産のやり取りができ、取引や管理のためにかかる手数料を軽減できるというメリットがある反面、自らで暗号資産を管理しないといけないというデメリットがあります。
各個人のユーザー同士が、直接自分たちで暗号資産などを取引します。
一方、各企業などが運営する中央集権取引所は CEX(Centralized Exchanges)と呼ばれています。
暗号資産の管理を任せることができるのがメリットですが、取引所が外部からのハッキングを受けた場合には、暗号資産が盗まれてしまうというデメリットもあります。
integration(統合)とのことですが、運営の公式ブログより引用します。
Crypto-crypto exchange (暗号資産の交換)
Phase three will include integration of the app with CEXs/DEXs. This will enable users to exchange crypto for crypto in the Sweat Wallet App itself.
SWEAT: the tokenomics (phase three)より『Crypto-crypto exchange』
【訳】フェーズ3には、アプリと CEX/DEX の統合が含まれており、ユーザーは Sweat Wallet アプリで暗号資産を交換できるようになります。
DEXとCEX、さらにSweat Wallet アプリの統合という意味合いです。
DeFi functions. (Defi機能)
The Sweat Wallet App will offer users a new Web3 experience, including: buying, selling, exchanging crypto, staking, liquidity provision, and more.
SWEAT: the tokenomics (phase three)より『DeFi functions』
【訳】Sweat Wallet アプリは、購入、販売、暗号資産の交換、ステーキング、流動性の提供など、新しい Web3 エクスペリエンスをユーザーに提供します。
今後は Sweat Wallet アプリで、本格的に暗号資産の取引ができる予定です。
そうなったらめちゃめちゃ便利!ですね。
Crypto marketplace curated offers
【訳】厳選されたオファーの暗号資産マーケットプレイス。
「暗号資産マーケットプレイス」とは、Sweatcoin アプリ内で商品を購入したりできる現在のショップを指しているようです。
ちなみに、Sweatcoinアプリ内のショップでの取引量(商品の購入や寄付など)は、2022年の第1四半期には7,000万ドル相当(日本円で約94億円!!相当)が交換されたようです。
非常に大きな市場規模になっているんですね。
公式ブログから引用します。
Marketplace of curated offers
The Sweatcoin App already has a flourishing marketplace, as indicated by the graph above.
【訳】上のグラフに示されているように、Sweatcoin アプリにはすでに繁栄している市場があります。We expect to supercharge this feature to offer users access to a range of exclusive discounts, products and services.
SWEAT: the tokenomics (phase three)より『Marketplace of curated offers』
【訳】この機能を強化して、ユーザーがさまざまな特別割引、製品、サービスにアクセスできるようにする予定です。
今後はアプリ内のショップも充実していきそうです。
どんな商品が出てくるのか楽しみです。
Tiered transaction fees
【訳】階層的な取引手数料
Tiered transaction fees
Tiers will likely depend on the tier of user’s NFT, or else will correlate to the amount of SWEAT they hold/stake.
【訳】Tier(ティア)は、ユーザーの持つNFTのTierに影響を受けることがあります。また、ユーザーが保有またはステーキングしているSWEATの量に関係しています。
(Tierとは、主にIT分野で階層・ランクなどを表す際に用いられます。)Users with a higher tier will benefit from lower transaction fees on DEX, deposit and withdrawal functions.
SWEAT: the tokenomics (phase three)より『Tiered transaction fees』
【訳】上位の階層のユーザーは、DEX、入出金の取引手数料が安くなるというメリットがあります。
ユーザーはSWEATを保有するかステーキングすることで、NFTを取得・アップグレードすることができます。
具体的にどのようなNFTが登場するのかは未だ明かされていませんが、SWEATを多く保有すること or 多くステーキングすること、そしてNFTを保有することが推奨されています。
SWEAT を多く保有すればするだけ、良いNFTを入手でき、さらに暗号資産の売買時にかかる入出金手数料の優遇が受けられるといいます。
2025 onwards 『Phase four』
2025年以降に予定されている『Phase four』です。
Support the creation of an entire economy of movement
【訳】動き(運動)の「より魅力的な」経済の創造を支援する。
暗号資産SWEATの流通が始まったのち、今後わたしたちの現実の経済に浸透していく過程を説明します。重要なのが、次の二つです。
- SWEATを不正に詐取(騙し取る)することを防ぐこと。
悪意のあるユーザーの不正行為の防止など。 - データ分析
私たちが、各個人の運動データにより収益を上げられる仕組み。データを現金化できる仕組みなど。
この項目については、以下の「Movement data analytics」と「New Movement Validators e.g. cycling, swimming etc」に代えて解説します。
Movement data analytics
【訳】運動によるデータ分析。
Sweatcoinでは、各個人の運動データはどのように扱われるのでしょうか。
Date analytics
Sweatcoin has never sold user data. The Sweat Foundation will not either. In Sweat Economy, you own the data you produce.
【訳】Sweatcoinでは、ユーザーデータを販売したことはありません。Sweat基金でも同じです。Sweat Economyでは、あなたが作成したデータを所有しています。The Sweat DAO will allow users to monetize this data, if they choose to.
SWEAT: the tokenomics (phase four) → The open economy of movementより『Data analytics』
【訳】Sweat DAOを使用すると、ユーザーは必要に応じてこのデータを現金化できます。
運動データが現金になる!これぞまさにMove to Earnですね。
これまでは歩数を仮想通貨に変えるだけでしたが、運動データを現金に変える時代・健康がお金になる時代がやってきています。
New Movement Validators e.g. cycling, swimming etc.
【訳】サイクリングや水泳など、新しい「動き(運動)」のバリデータ。
「バリデータ」とは、システムにエラーが無いかどうかの動作確認や、不適切な不正行為がされていないかをチェックするシステムのことです。Sweatcoin では、一部の悪意あるユーザーにより SWEAT が詐取されることを防ぎます。
さらに、これまでの「歩く」や「走る」という以外の「動き(運動)」にも注目しています。
Swim, cycle, yoga…
We want people to earn rewards for moving in the way they want; whether they want to cycle, swim, do yoga, pilates, or gym work. This is fundamental to making a true movement economy.
【訳】私たちは人々が彼らが望む方法で動くことに対して報酬を獲得することを望んでいます。サイクリング、水泳、ヨガ、ピラティス、ジムの仕事をしたいかどうか。これは真のムーブメントエコノミーを作るための基本です。There are a wealth of projects, companies, and organizations dedicated to monitoring and tracking these kinds of movement. Through Sweat Economy, they can offer a ‘no-brainer’ incentive to increase their customer base, earn crypto, and join the new economy.
SWEAT: the tokenomics (phase four) → The open economy of movementより『Swim, cycle, yoga…』
【訳】「動き」を監視および追跡することに専念するプロジェクト、企業、および組織は豊富にあります。スウェットエコノミーを通じて、彼らは顧客ベースを増やし、暗号資産を獲得し、新しいエコノミーに参加するための「簡単な」インセンティブを提供することができます。
これからのMove to Earnを「ムーブメントエコノミー:「動き」の経済」と表現し、企業なども含めた
話がどんどん大きく膨んでいきますが、実際に日本の保険会社の中でも『健康増進プログラム』の一環として運動量を数値化して、健康であれば保険料を値下げしたり、さまざまなリワードが受けられたりする取り組みが始まっています。
将来的には市場としても大きく成長する分野として期待されています。
2022年9月13日追記
Sweatcoinより暗号資産SWEATが無事に上場しました。これからは価格、NFTゲームの登場などについても注目していきたいですね。